ビジネスマナーの体験談

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20.自分なりのビジョンを持つことが成功の秘訣(介護職)

私は35歳で老人ホームで介護職をしています。現在の施設では5年間介護現場で高齢者の介護をしています。私が新入社員に求めることを書きたいと思います。

挨拶やきちんとした着こなしは当たり前。だけどできてない人が多い

挨拶や身なりを整えることは当たり前なのですができない人もやはりいますね。挨拶に関しては恥ずかしいのか自分からすることができない人や軽い感じの人は敬語を使わないです。敬語が使えない人は恥ずかしくないのかと本当に思います。しかも「ちーす」って、それは挨拶と違うでしょと思う人は自分だけでなくたくさんいると思います。

施設では利用者の家族もたくさん訪問されるのでこういった普段きちんと挨拶ができない人がどう家族に接するのか怖くて仕方ないです。そしてだらしない格好の人はやはり仕事ぶりもだらしないです。歩き方も姿勢も悪いしズボンの裾をひこずっている人もいます。一緒にいるだけで自分も同じように周りから見られているのではないかと不安になりますね。

介護施設では家族が安心して利用者を任せられるところかどうかを判断されるので先ず見た目が清潔で挨拶がでる環境かどうか不安を与えないことが大切なためしっかりと気をつけてほしいです。

私が思う一番重要なことは自分が選んで入社できた会社でどのように役に立ちたいと思っているのかビジョンを持っているのかだと思います。中には他にしたいことがあったが無理だったのでこっちに来たとか、とりあえず就職できればよかったみたいな考えの人もいると思います。もちろんこういった人は職場の環境に上手く適応しないですね。まず仕事を覚えることを真剣にしないので当たり前ですが先輩や周りの人から嫌われていきます。

やる気は仕事態度に表れる。自分なりのビジョンをもって仕事に臨んで

私はせっかく入社できたのならそこで何かみつけほしいと思います。そのためにはできるだけ早く仕事を先ず覚えることをしないといけないですが、具体的に何をするかというと分からないことをメモに取り先輩に助言を受け、自分で復習すること。こうしないと特に介護の世界では覚えることはできないです。

以前いた新入社員は「がんばります」と言うだけでメモを取りません。案の定その日の業務で何をするのかさえ分かっておらず同じミスを繰り返していました。注意してメモをとるようにしてもらったのですがメモの取り方さえ分からないようでした。施設では些細なミスでも高齢者の命に関わる場面がたくさんあるため、責任持って仕事に当たらないといけません。

その人にはメモには自分が今わからないこと、今日知ったこと、疑問に思ったことを書いていき同じミスをしないように自分で見直したり後で質問したりするよう教えましたがダメでした。そもそもやる気がないのといつか仕事なんか覚えれるだろうという考えだったそうです。他の介護施設で働いている知人からも聞きますがこういった人は多いみたいですね。

そのため自分がやる気をださないために結局離職してしまい、また次の職場でも同じ過ちを犯して気づくと転職を繰り返しているといった負のスパイラルみたいなものが生まれている気がします。

私が新入社員に求めることは自分の居場所を自分でつくりそして会社のためにも将来的に自分が輪の中心人物にまでなれるようしっかりとしたビジョンを持っていてほしいと思います。ただ決まったことをこなして特に進化することもない生活を送っていくのは人間としてもったいないと思います。

せっかく生きているのだから介護施設なら困っている高齢者のために頑張りたいとかどんどんアイディアを出して質の高いケアを追求していくことが自分自身の喜びでもあるのではないかと思います。

私が新入生だった頃の上司は挨拶や身なりやルールにはとても厳しかったです。ですがそのおかげで現在一般常識が身についていると感謝しています。先輩からは新人さんは笑顔でマナーをしっかりと覚えて皆から好かれるように自分から接していかないといけないと教わりました。

今思うと会社で自分の居場所をつくるにはその先輩の言う通りだと思います。これからも新入社員さんには成功するために自分のビジョンを持つように期待しています。


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