ビジネスマナーの体験談

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13.甘さ・脆さを克服してほしい(製造業)


私は40代で製造業生産部門に約20年程在職しています。新入社員に求めること・期待することは、仕事への取り組み態度です。

近頃の若者は。なんて言葉はいつの時代でも言われていることで、私も入社当時は言われてきたクチですが、
最近の傾向として、新入社員さんは「甘く・脆い」と感じています。

時には休日出勤も。あなたが拒否しても誰かが休日返上で出勤することを理解して

休みを基準の生活サイクルで活動しており、何かを指摘されると直ぐに凹んで立ち直りがきかない。
休日は大切です。それは家庭を持つ身であり、年齢を重ねると、家族の為の時間、休息の為の時間、無理が利かなくなるので休日の必要性は若い人よりも切実です。

けれども若い人は身の自由があって時間を削る自由もあります。それなのに欧米のビジネスマンのように完璧なスケジュールの休日を求めているのには驚きます。仕事の日程によっては休日に働かないといけないことだってあるんです。そこで休みだからと権利を主張されて、穴を開けてしまう重大さを理解していません。仮に休みをとってしまえば、その代わりに誰かが負担を強いられているのです。

泥水をすするように働け、歯車となって機械のように動け、と強いるつもりはありませんが、仕事は上司も部下も同僚も、全員で回していて、目立たないけれど、入社したばかりだけど、自分もその中の1人である自覚を持って欲しいのです。

若い人にそれを言うと、納得しかねる顔をします。私もそうでした、わかります。けれど、先輩としてアドバイスします。
「休みたいときに休めて、休日を満喫できる人は、仕事に熱心な人」です。

仕事に熱心であると、自分のテンポが形成されます。やがて全体が見えて、自分以外の仕事の運びが見えて、そのうちに各部署での働く人の生活サイクルまで気を使える余裕が生まれてきます。そうすると、一週間から一ヶ月の先まで、どこで踏ん張って、この辺りでサポートをして、ここで休める。というスケジュールが見えてきます。休める日を把握して休むと、同僚の冷たい視線もないし、上の人も文句は言いません。

また、最初に述べたように、仕事は人と人との繋がりで成り立っています。仕事を熱心にこなして、周りを思いやれることが日々出来ている人は、周りが自然と休みを与えてくれるようになります。

根拠のない自信を持てるのが新人の特権。もろさを克服するコツは?

もうひとつは脆さです。新人なのだから指導を受けます。おそらく誰も体験する理不尽に多々直面することでしょう。
先輩からわからないことは聞けと言われて、聞くと何度も同じことを聞くなと怒られたり、 教えられていないことを、何でできないんだと呆れられたり、いろいろあるはずです。

周りは仕事の流れを習得して毎日をこなしていて、新人はその流れをストップさせる存在です。そういうとき、人は苛立ちを覚え、理不尽な感情をぶつけてくるものです。しかし新人さんにはこれがキツイわけです。

ほんの少し言われただけで、自分はダメなんだと自信を無くして出勤してこない、休みが取れずサービス残業が続いただけで「ブラック」の烙印を押して辞めてしまいます。
辞めるのは簡単です。けれどもこれで辞めてしまうと、次の仕事は自分の人間レベルを落とした仕事しか残っていませんよ。

折角自分で選んだ仕事なんですから、新人さんは根拠のない自信こそが特権だと思って、もっと積極的になるべきです。
脆さを克服して折れないコツは、先輩や周りの人達の懐に飛び込んでいくことです。
人は距離を置いたり壁を作る人には同じように溝をあけてしまいますが、自分に懐いてくるものには、悪態をつきながらも、自然と気をかけるようになるものです。
ゴマをすれと言っているのではありませんよ、仕事を覚えながら、人も覚える。人と人の輪の中で動くこと、それは仕事の輪そのものです。

言葉使いやマナーは二の次で構いません。輪の中に入っていれば必ず一人前になります。
一番大切なことは、自分もそこへ入っていくんだ。という仕事への姿勢です。
それが人の仕事への評価に繋がります。

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