ビジネスマナーよくある失敗談

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休む際の連絡。メールで終わりではなく進捗状況を電話で

43歳の会社員です。仕事はIT関連のエンジニアをしています。ビジネスマナーで失敗したこと
があります。それは私が新人か2年目頃だったと記憶しています。内容は最近ニュースなどでも話題になった休む際の連絡方法についてです。

体調不良で休むと電話で連絡。自分が担当している仕事の進捗は報告しなかった

当時は直属の上長から与えられた仕事をこなし、終わると報告をして次の仕事を与えられるというかたちでした。仕事の全体については上長が管理してくれており、私は与えられた仕事を期限までにしっかりと進めていけば良い立場で仕事をしていました。

ある日、体調不良で休ませて欲しい旨を電話で連絡しました。ところがたまたま直属の上長は不在でたまたま電話を取った先輩に体調不良で休む旨を伝えて電話を切ってしまいました。今と違い、携帯電話などがない時代。会社には自宅の電話番号も知らせていないためこちらから連絡を取らなければ連絡が取れない音信不通状態になってしまう状況です。

私は体調が悪かったこともあり、電話連絡した安心感から眠ってしまいました。幸いにもそこでゆっくりと休めたこともあり、体調は回復し、翌日には無事に出勤することが出来ました。

休む際には、自分の仕事の状況と体調の具合も報告するよう指摘される

そして、出勤した翌日早々に直属の上長に呼ばれて昨日のことについて指摘を受けました。
指摘内容は大きく分けて2つです。

1つ目は体調不良で休むことは仕方ないがその時は一緒に仕事をしているメンバーへ状況を報告することということでした。たまたま、作業が逼迫していなかったために問題なかったですが、逼迫している場合は別メンバーへ作業展開が必要になることもあるので体調不良で辛いかも知れないが状況報告をしっかりとするようにとのことでした。

2つ目は当時は一人暮らしをしていたので体調不良時は頼れる人がいなく、食事もままならずひたすら寝るだけでした。その時はたまたま体調がすぐに良くなったので問題なかったですが、もしものことを考えて体調などを報告して欲しかったとのことでした。もし、あまりにも体調が悪ければ病院へ付き添ったり、食事の差し入れしたりも出来るのだからと言われました。

最近では休みの連絡をメールで済ませる人が結構多いとも聞きますが、こうやって話をすることで上長も様子がわかるので安心出来ると言われました。

今では立場が逆になり、自分が連絡を受ける方の立場になることもあります。同じようなことが起きた際にはその時に言われたことをそのまま伝えるようにしています。
今のご時世には合わないのかもしれないですが、こういうことは多少はお節介な方が良いのかなと思うこともあります。

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