ビジネスマナーよくある失敗談

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社会人の基礎となるビジネスマナーを身に付けた上で仕事をすることが大事

私は現在、29歳で自営業をしています。しかし、現在の職にたどり着くまでに様々な職業を経験してきました。サービス業、通販会社、事務職など、本当に様々な業界を経験しました。

そんな中、転職をするたびに必ず通らなければいけない試練が面接です。どの会社に入るにも、面接をし、会社に認めてもらわなければ入社することはできません。そういう意味では、面接時の立ち振る舞いは、社会人として認められるためにとても重要であると言えます。

今回は、そんな面接での私がやってしまって失敗をご紹介したいと思います。

業界について徹底的に調べ上げ自信たっぷりで臨んだ面接。でも1つ欠けていたことがあった

まだ私が20代前半の頃の話なのですが、初めて就職した職場を辞め、キャリアアップの為に転職をすることにしました。

前職は、医療系の事務兼受付だったのですが、選んだ会社は、前職とは全く違った通販業界です。以前から興味があった業界だったため、その業界の事を徹底的に調べ上げ、アポが取れた会社へ面接を受けに行きました。

あれだけ調べて勉強したのだから、何も怖いものは無いという気持ちで臨んだ面接でしたが、私には決定的に足りないものがありました。それはビジネスマナーです。

前職では、私が直接業者の方とのやり取りをすることもありませんでしたし、きちんとしたビジネスマナーを問われる場面がありませんでした。しかし私は、面接の当日まで自分にビジネスマナーの知識が無いという事実に気付いていなかったのです。

いざ面接が始まって、担当者の方から名刺をいただいた時、その名刺をその後どうしていいのか分からなかった時には愕然としました。

とりあえず、机の上に置いてはみたものの、それで正解なのか、正解だとしても位置は合っているのかなど、分からない事だらけで、頭の中が真っ白になりました。

あんなに調べ上げたはずの知識も、名刺の事が気になって全く役に立ちません。

その面接の時に、もう一つ私がやってしまったマナー違反がありました。それは、相手に自分の話を分かりやすく伝える事が出来なかったという事です。

話の内容ではなく、声の大きさやメリハリを付けて話すという点においてです。基本的な事ですが、相手に伝われなければ話しても意味がありませんし、相手への印象が悪くなってしまいます。ビジネスにおいてそれは致命的といっても過言ではありません。

面接時の私は、元々の声が小さい上に、緊張と名刺の件など様々な要因が重なって、とても小さい声でぼそぼそと話をしていたようです。面接官の方に何度も聞き直され、しまいには「もっと大きな声ではっきりと喋ってもらってもいいですか」と言われる始末です。きっと、私が話した内容の半分も相手には伝わっていないと思います。

この日の私は、社会人なら当たり前にできなければいけないビジネスマナーが、何一つできていませんでした。

面接の結果はもちろん不合格です。いくら勉強や下調べをしたからといって、基本的なビジネスマナーや礼儀がなっていないと、なんの意味もないという事を学びました。

失敗からビジネスマナーを勉強し、堂々と面接に臨めるように

自分に必要がないから知らなくてもいいという事は決してありません。ビジネスマナーは社会人として最低限必要なマナーです。

どんな場面でも自分が恥をかかなくていいように、そして相手に不快な思いをさせなくて済むように、必ず身に付けておかなければいけないものだと知りました。

この一件で、私はビジネスマナーを必死に勉強し、身に付けました。そのおかげで次の面接に合格し、無事転職をすることもできました。

ビジネスマナーを身に付ける事で、どこへでも自信をもって出向く事ができるようになりましたし、マナーが分からず慌てる事も、緊張をすることも少なくなりました。

また、仕事をするうえでのやり取りや意思疎通がスムーズになる為、仕事がやりやすくなり、相手との信頼関係も築きやすくなったように感じます。

この面接での出来事で、社会人の基礎となるビジネスマナーを身に付けた上で仕事をすることが、何よりも大事なんだと気づきました。

今後とも、自分に必要が無いからといって学ばなのではなく、自分を高めるための知識はどんどん学んでいきたいと考えています。

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