ビジネスマナーよくある失敗談

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基本的なマナーを知らず指摘され大恥

私は現在30代後半で、金融業界の企業に勤める会社員です。私は大学で留年した上に、浪人して大学院まで進学したため、長い学生生活を過ごしました。

しかも大学院修了後は就職ができず、派遣社員として生活していたため、30代になってもビジネスマナーをろくに知らない社会人になってしまいました。そんな私が過去にビジネスマナーにまつわるどのような失敗をしたのかを書いていきます。

マナーの基本、言葉遣いの不適切さを面接の場で指摘され大恥

まず、私が大学院修了後に27歳無職で就職活動をしたときに言葉遣いと身なりのビジネスマナーで失敗をしました。

面接での受け答えで、「さようでございます」「承知致しました」「存じ上げません」といった基本的な敬語を使わず、「そうです」「わかりました」「知りません」などと発言したため、面接担当者から言葉遣いがおかしいと指摘されました。

さらに、私は学生気分が抜けきっておらず、後ろ髪や横髪をやや長く伸ばしており、「27歳にしては髪型が幼いですね!」「貴方ぐらいの年齢の男性なら、もっと髪を短くしているものですよ。」と、髪型について指摘されました。面接担当者によって、言葉遣いと髪型のビジネスマナーをし指摘され、恥ずかしかったとともに勉強にもなりました。

次に、派遣社員の営業マンだった28歳の頃に就職活動を再開し、今度は服装についてのビジネスマナーで失敗しました。

私は面接にコートを着たまま臨んでしまったのです。今振り返るとありえない失敗です。面接担当者が呆れ顔で、「面接を受けるときはコートを脱ぐのがマナーですよ。」と指摘されました。

そのとき初めてそれがビジネスマナーであることを知りました。私は派遣社員の営業マンでしたが、個人宅を対象とした営業だったので、企業を相手にするときのようなビジネスマナーが身に付いていなかったのです。

名刺交換、挨拶をかわす順番、車の上座…失敗して初めてそれがマナーだと気づく

次に、派遣社員で法人営業をしていた28歳の頃、今度は商談において名刺交換のビジネスマナーで失敗しました。

私が法人営業を初めて経験した頃であり、名刺交換の正しいやり方が分からず取引先で恥をかきました。私と先方のどっちから先に名刺を出せばよいのか、お互いに名刺を差し出したらどう受け取り、どう渡せば良いのかがさっぱり分からず、あたふたして先方の名刺を落としてしまいました。

先方の担当者は苦笑いしていて恥をかきました。さらに、先方の担当者が2名以上出てきたときには頭が真っ白になり混乱しました。

誰と先に名刺交換をすべきなのかが全く分からなかったのです。しかも商談の席に着席した後も、先方2名の名刺をどのようにテーブルに置けばよいのかも分かりませんでした。その頃は名刺交換をすることがとても嫌で仕方なかったです。

私はこのままビジネスマナーを知らないままではいけないと思い、ビジネスマナーの本を読んで名刺交換について勉強しました。

次に、私が派遣社員の店舗ルート営業をしていた32歳の頃、取引先の人と挨拶をかわす順番を間違えるという失敗をしました。代理店の店舗を巡回して、商品の販売促進を行う仕事だったわけですが、仲良くなったスタッフにばかり挨拶して商談していました。

すると、店長が出てきて、「俺が店長だぞ!営業に来るなら店の責任者に対して先に挨拶すべきだろ!」と怒られました。そのとき初めて挨拶の順番についてのビジネスマナーに気づかされました。

次に、私が契約社員で法人営業をしていた34歳の頃に、車の上座と下座のビジネスマナーで失敗しました。

仕事上、提携先の会社の担当者と社用車に同乗することがありました。ある日、先輩が先に運転席に入り、その後で私と提携先の担当者が車に乗り込んだわけですが、私は呑気に何も考えず後部座席に座りました。提携先の担当者は助手席に座りました。そして商談が終わり、提携先の担当者がいなくなった後、8歳も年下の先輩から、「お前は何で勝手に上座に座ったんだ!」と怒られました。その時車にも上座と下座があることに気がつき、後でビジネスマナーの本を読んで勉強しました。

このように、私は学生生活が長かったことや、派遣社員時代が長かったせいか、ビジネスマナーがなかなか身に付かず恥をかいてきました。しかし、その度に反省して学び、現在はビジネスマナーで恥をかくことがなくなりました。

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