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書類選考を通過するための職務経歴書の枚数とは


書類選考を通過するための職務経歴書の枚数とは

転職活動をするにあたって、企業が始めに接するのは、応募者の履歴書と職務経歴書です。一般的にまず書類選考がありますので、面接にたどり着くためには書類選考を突破する必要があります。

そこで、重要になるのが職務経歴書です。
中途採用となるため、これまでの経験を企業にきちんとアピールしなくてはいけません。

ただ、これまで携わってきた仕事を時系列に羅列するだけでは書類選考は通過できません。経験年数が多ければ多いほど枚数が増えてしまいます。

多くの応募者の書類に目を通す必要がある人事担当者の興味を引き、しっかり読んでもらうためには、職務経歴書の内容とともに、その枚数も重要なのです。

職務経歴書に枚数制限があるわけではありませんが、例えば、分かりやすくまとめられた2枚の書類に目を通すのと、事実だけを羅列した5枚の書類に目を通すのでは、受ける印象がまったく異なってきますね。

よくいわれる最適な職務経歴書の枚数は『2枚』と言われています。
1枚では短すぎる、3枚以上では長すぎるということですね。

ただ、職務経歴書に書くべき内容は、志望動機に始まって、志望する職種、これまでの職務経歴、担当業務、実績と退職理由は必ず書くことになります。

これら多岐に渡る項目を2枚の職務経歴書に『わかりやすく読みやすくまとめる』ことが書類選考を通過するための第一関門となります。

『わかりやすく読みやすくまとまった』職務経歴書を仕上げ、書類選考を通過出来れば、現在ある情報を相手に分かりやすく書面で伝えるというビジネススキルを証明できたことにもなりますね。

ただ、職務経歴書の枚数制限には、例外もあると言われています。
応募する職種が専門職のエンジニアの場合です。

専門職となると、職務経歴が多岐に渡るため、いくら綺麗にまとめようとしても2枚では収まらないことが往々にしてあるからです。

その場合は、3枚以上になっても、読みやすくまとめられていれば、書類選考を通過できるでしょう。
例外であることを忘れないようにしてくださいね。

2枚という制限がある中で、読みやすい職務経歴書にするためには、まず、項目別に内容をまとめることです。
『志望動機』、『志望する職種』、『職務経歴』、『担当業務、実績』、『退職理由』といったように読んでほしい項目ごとに内容を簡潔に記述します。

そうすることで読みやすくなり、一度見ただけでどこにどの項目が書かれているのかわかります。
また、フォントの種類やサイズにも配慮が必要です。

一般的に企業の文書に使用されるフォントは『MS明朝』か『MSゴシック』ですので、どちらかに合わせましょう。

応募書類において、フォントの種類で個性を出す必要はありません。
フォントサイズは少なくとも2桁のサイズが良いでしょう。
1桁ではあまりにも小さすぎて読みづらくなります。

実績などを分かりやすく記述するためにグラフや図を配置するのも効果的です。
文字だけでは、分かりにくいこともグラフや図にすると、瞬時に伝わります。
文章だけの職務経歴書よりも、人事担当者の目を引く確率が高くなります。

出来上がった職務経歴書を提出する前には、チェックしなければならないポイントがいくつかあります。
ここで詰めを甘くしては、これまでの努力が水の泡です。

まずは、誤字脱字がないかをしっかりチェックしましょう。
もし可能であれば、家族にダブルチェックしてもらうことをおすすめします。
年号などは特に注意して確認しましょう。

次に、分かりやすい内容になっているかをチェックしましょう。
自分の経験した職務の領域に関して専門的な知識がない人にも分かりやすい内容になっていることが求められます。
専門用語を使うな、というわけではありません。

例えば和製英語の職種名などは分かりやすく書いておくことが求められます。
最後に、たくさんの資格を取得しているからといって、すべてを書く必要はありません。

志望している職種、志望している会社で有効活用できるものだけを記述するようにします。例えば、英語力が求められる職種ではTOEICの資格は有効ですが、英語力が求められていない職種ではTOEICの記述は削ってもいい項目となるでしょう。

状況に応じて求められているものを理解できているかも、職務経歴書からは透けて見えるものです。
最後まで気を抜かず、チェックを怠らないようにしましょう。

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