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メディアの発信する間違った転職の見分け方

どのような分野であっても、メディアの出す情報は正確なものもあれば、実情とかけ離れているものもあります。重要なのは、メディアの情報を鵜呑みにせず、適切に判断することであり、情報に踊らされることではありません。

メディアの転職に対する見方にも、正確なものと不正確なものの両面があります。情報の真偽をきちんと見極められる目を持つために、大切なポイントをまとめました。参考にしてください。

1.転職の本質を見失ったメディアの見方

転職は自分の人生だけではなく、家族の人生にも大きな影響を与える転機のひとつです。情報を鵜呑みにせず、まずは転職市場のプロの見方を参考にするのは大切な事です。

メディアの作り出す転職への間違った刷り込みと、転職市場のプロが転職に対してどのような見方をしているのかをみてみましょう。

メディアが発信する極端な転職イメージ

メディアが報じる転職への見方は、ポジティブな面とネガティブな面で両極端な見方になっています。転職を行う方の多くは、個人的な理由によって転職を行うものであり、個々の理由や職種、年齢などは全て異なります。そのため、転職自体をプラス・マイナスやポジティブ・ネガティブなどの面で統一した結論を出すことは不可能です。

もちろん全てのメディアが転職に対して極端な結論を出しているわけではありませんが、全体的な傾向としては、やはり極端な切り口になる傾向が強いと言えるでしょう。

「転職できる人はエリート」の嘘

転職成功者への極端なバイアスの中の1つが、転職できる人は一部の特別なエリートであるという考え方です。転職に求められるのは、高い専門的知識と経験と特別な能力。転職できる人は転職における市場価値が高い人であるとみなされています。

確かに、高い専門的な知識を持っているなら転職によって賃金をアップさせる機会や、キャリアアップするチャンスも増えてくるでしょう。しかしメディアによって、能力や専門性のみがクローズアップされることで、転職には専門知識や能力が「必須」であるというイメージが強くなります。

そのため転職できた人を、ビジネスシーンにおけるエリートと考える風潮があります。

こうした極端なイメージは、転職を望んでいるものの、自分には専門的な知識や経験がないから転職は無理であるという誤解をつくる可能性もあります。あるいは転職できた人たちには一種の奢りを植え付けかねません。

「転職する人は社会の落ちこぼれ」の嘘

もう1つの偏見は、転職する人が落ちこぼれであるというイメージです。転職への極端な見方の中で、こちらの割合の方が多いと言えるかもしれません。日本の雇用形態は終身雇用で、定年退職まで同じ企業で勤め上げるという考え方が長い間一般的でした。

そのため転職を希望する人が出てくると、企業という組織の中に適合することはできなかった人、または組織に適さなかったために企業から追い出された人という評価が自動的に下されることもよくありました。

ひどい場合には、転職を希望しているだけで組織や会社に対する裏切り行為としてみなされてしまうことすらあります。また、転職する人に対して、企業を転々とする転職する癖が付いてしまっているジョブホッパーという名前を付ける場合さえあります。

このような見方は古い雇用体系に慣れている年配の方だけが持っているものではないようです。

 

ある大手企業に務める若手社員が勉強会で「組織に適合できず、会社から出ていった人が転職者だと思う」というような発言をしていたという話もあります。

年齢に関わらず、日本にはまだまだ転職者に対する極端な偏見が残っているのです。 

もちろん日本経済が順調だった頃には、転職する方の数が非常に少なかったため、転職者がマイナーな存在として見られていた時代もありました。急激に転職者への見方が変わるというわけではないかもしれません。

しかしこういったイメージは調整されるべきものであり、転職は日常的な光景で、特別なことではないという正しい見方を持つ必要があります。転職への両極端な見方が変わらない限り、ビジネスパーソンが転職を検討して正しく判断するのが難しくなってしまうでしょう。 

さらに転職者を受け入れる企業側にとっても、極端な見方は転職者を正しく判断する目を曇らせることになります。転職に対してメディアが作り上げた極端な見方を持つのではなく、転職は特別なことではないこと。日常的に起きる選択肢にすぎないというバランスの取れた考え方を広く育てる取り組みも必要です。

2.プロが指摘する転職失敗のパターン

転職市場におけるプロの人材紹介会社

何度も転職している本人が転職のプロではありません。ここで言う転職市場のプロとは、人材紹介会社のキャリアコンサルタントの事です。

数え切れない人の転職に携わってきた人材紹介会社のキャリアコンサルタントだからこそ、様々な転職事例の中から、転職失敗に関する共通する理由を見つけることができます。こうした転職市場のプロたちが伝える転職失敗の共通項は、メディアの伝える転職の現状とは乖離しているため、非常に参考になります。 

いわばメディアの情報は机上の空論であり、人材紹介会社のキャリアコンサルタントの情報は現場における実情といえるでしょう。なぜキャリアコンサルタントの発する情報が信頼できるものなのか、最初に人材紹介会社の仕事について見てみましょう。

人材紹介会社の仕事とは

転職希望者と企業の間に入り、企業に転職希望者を紹介する仕事を、人材紹介会社のキャリアコンサルタントと理解されている方がほとんどかもしれません。簡単にキャリアコンサルタントの仕事を説明するなら、上記のような説明でも間違っているわけではありません。 

しかし人材紹介会社の仕事は、ただ単に転職希望者の情報を企業からの依頼に合わせて伝えているわけではないのです。人材紹介会社は、企業が必要としている人材が転職先を見つけた後に、転職者の年収に応じた転職成功報酬を得るというシステムなのです。 

つまり人材紹介会社は、企業と長期間にわたって繋がっていくことで、安定した報酬を得ています。しかし企業からの要望と転職者の履歴を照合して情報を送るだけでは、企業がその後転職希望者の選別をさらに行なわなければならないでしょう。

企業側からすれば、多くの候補者を見られるというメリットがある一方、自社で行う面接などの行程が増えてしまうため、時間と人材のロスになってしまいます。 

そのため企業側からすると、信頼できる候補者の選別まで人材紹介会社で行ってもらい、厳選された1名~数名を紹介してもらう方が好都合です。

企業にとってはここまで行ってくれる人材紹介会社であれば、メリットが大きくなるためコネクションを保ちたいと考えます。そうして企業はキャリアコンサルタントが厳選した転職希望者との面接を行うようになります。 

キャリアコンサルタントには、転職希望者をきちんと見分けるための目が求められており、単に情報を企業に伝えれば良いわけではないのです。

仮に企業が望んでいる人材であっても、転職希望者がなぜ転職を望んでいるのか、紹介する企業で転職後フィットできるのかをきちんと見極めていない限り、転職は成功しないでしょう。

もちろん100%の確率で転職が成功する事はありません。ですが、企業が時間を割いて面接したところで、希望者が転職に向けて真剣味が足りなかったとしたら、人材紹介会社は企業からの信頼を失うことでしょう。 

人材紹介会社としては、こうした事態が生じないようにキャリアコンサルタントによって転職希望者をしっかりと選別するようにしています。転職希望者を正確に選別していくため、多くの人材紹介会社のキャリアコンサルタントは希望者にインタビューを行います。 

企業が望むポストに就くだけの力があるのか、ポジションに相応しい人材なのかなどをきちんと見極めていきます。こうしたインタビューを繰り返し行っているため、キャリアコンサルタントは転職に失敗する人の傾向や共通点を把握できているのです。 

また人材紹介会社の仕事は、正しい履歴書や職務経歴書の書き方、面接の進め方などについても転職希望者に伝えることも含まれています。転職希望者の中には、履歴書や職務経歴書で自分の良さをきちんとアピールできていない方も多くいるからです。

つまり、転職希望者本人が自分の良さや強みについて気付いていない場合も多いのです。そのような場合でも、キャリアコンサルタントはインタビューによって、転職希望者本人が自分の良さや強み、弱みを認識できるようにしてくれるのです。 

転職希望者ができる事とできない事、またどのような仕事をしていきたいと考えているのか、これまでのキャリアについても、キャリアコンサルタントは一緒になって検討する存在です。

こうした総合的な視点を持っているからこそ、人材紹介会社のキャリアコンサルタントは転職市場において確かな目を持っているプロなのです。

人材紹介会社に見られるカテゴリーの違い

人材紹介会社には、ちょっとしたカテゴリーの違いがあるため、転職を希望している場合は注意する必要があります。人材紹介会社のカテゴリーの違いには次のようなものがあります。

  • IT関係、マーケティング関係、事務関係、営業関係、など「職種」に応じた違いがある
  • 人材紹介会社には20代や30代の転職者に強い会社や40代や50代に強い会社など「年齢層」による違いもある

  • 日系企業の転職に強い会社、外資系企業の転職に強い会社など「企業資本」による違いがある
  • 物流業界に強い会社、販売業界に強い会社など「業界」の違いがある

このような人材紹介会社は、カテゴリーによる違いと、どのように転職希望者に転職先を紹介するのかの違いもあります。

 

大きく分けると「登録型」「サーチ型」という2つの種類に分けられます。

登録型は最も一般的な人材紹介会社であり、転職希望者の情報を自社に登録して、求人会社からの依頼と照合して相応しい人材をピックアップするタイプです。

つまり転職先を「登録している人」に紹介するシステムになります。

この登録型タイプの人材紹介会社は、管理職クラスの求人もあれば、年齢や立場に関わらず紹介可能な求人先もある幅広いタイプと言えるでしょう。 

それに対して、サーチ型の人材紹介会社とは、求人会社の依頼を自社に登録しておき、独自のルートで見つけた求人情報に合致する人へ直接連絡するというものです。簡単にいうとヘッドハンティングと呼ばれるもので、本人に転職の意志があるかどうかにかかわらず、転職先について紹介します。 

ある日突然「不躾で大変恐縮ですが、現在転職のお気持ちはございますでしょうか?現在◯◯のような求人がございます」という連絡が届いたな、それはサーチ型の人材紹介会社です。

基本的にヘッドハンティングという形になるため、求人の内容は管理職や役員待遇のような職種が多くなるため、エグゼクティブ・サーチとも呼ばれています。

人材紹介会社にも、上記のような細かい違いがある点も忘れずに覚えておきましょう。


違うカテゴリーの人材紹介会社でも失敗する理由は共通

カテゴリーが違うと、転職希望者のタイプも異なります。さらに転職先も転職後の立場も異なりますが、キャリアコンサルタントによると転職が上手くいかない理由は共通しており、特に若い世代の転職者には、この共通する理由が当てはまりやすいとされています。多くの転職希望者を見てきたキャリアコンサルタントであれば、失敗する理由ははっきりとしているかもしれませんが、世の中にはこうした情報があまり出てきていません。 

その共通項とは「なんとなく」というものです。

なんとなく就職活動をする、なんとなく就職する、なんとなく転職について考える、なんとなく転職してしまう、これがいろいろな場面に存在している「なんとなく」というものです。

1つ1つの状況について考えてみます。

3.「なんとなく」がもたらす結果


「なんとなく就職活動」がもたらす結果

良い大学を卒業したからといって、全ての人が希望している企業に就職し、希望する部署に配属されるわけではありません。就職が希望通りにいかなかった方の方が、希望通りに就職活動を終えた方の数よりもずっと多いでしょう。

 

そのような方の中には、入社してすぐに人材紹介会社に登録し、転職を考える方もいらっしゃいます。

このような決断をする方がいるのは、よく理解できるものです。

人材紹介会社の多くは「登録型」であるため、入社式を終えた後、すぐ人材紹介会社に登録する事を「入社式登録」と読んでいるキャリアコンサルタントもいます。

では「入社式登録」が良くないのでしょうか?入社式登録をされる方の中には、本当にやりたい事や目指しているものがあるため、就職をしたもののすぐに転職を検討する方もいます。

このような方は「なんとなく」入社式登録をしているわけではないため、転職の失敗パターンからは外れるかもしれません。

 

またやりたい事がはっきりしている方であれば、希望する企業でなかったとしても、入社した会社の中で、自分がやりたい事と関係のある仕事を見つけ、多くの点を学んでいくこともできるでしょう。

失敗パターンになる「なんとなく」に当てはまるのは、就職活動をしていた時にも「自分が何をしたいのか」「自分にできる事は何か」という点がはっきりしていなかった人です。

 

このような方が入社式登録を行うと、引き続き「やりたいこと」や「できる事」が分かっていないまま転職をすることになるので、失敗する可能性が高いということです。

キャリアコンサルタントが失敗パターンの共通点として挙げているのは、この「なんとなく」というものです。 

確かに就職活動をする時に、自分がやりたいことがはっきりしていないと、家族や友人などに勧められるまま就職先を決定してしまうこともあるかもしれません。

しかしなんとなく就職活動をしてしまうと、仕事に意義や目的を見出すことができず、もっと給料の良い企業へ転職したい、もっと有名な企業に転職したいと考えるようになってしまいます。 

実際大卒の30%以上の方が、就職をした後3年以内に離職しており、高卒の場合は50%以上、中卒の場合は80%以上の方が3年以内に離職の道を選んでいます。もちろんこうした数字に含まれる方の全てが「なんとなく」就職をしたため、離職したわけではありませんが、相当数の「なんとなく就職」の方が含まれる可能性もあります。

なんとなく就職してしまうと、就職した企業よりももっと良い場所があるはずだと考え、まさに「なんとなく」転職への道を歩み出してしまうことになります。

なんとなく転職をする結果

キャリアコンサルタントは、なんとなく転職を検討している人でも、本当に転職を考えているのであれば、最善を尽くして転職先を探すのが仕事です。

しかしはっきりとしたやりたい事がなく、できる事もはっきりしないまま、「なんとなく」転職の道を進む方の中には、はっきりした理由もなく転職内定を辞退してしまう方も少なくないようです。 

内定がようやく決まったため、キャリアコンサルタントが転職希望者へ連絡をすると、内定辞退の連絡が返ってくることもあるようです。理由を尋ねると、返ってくる答えは以下のようなものだということです。

  • ただなんとなくもっと良い転職先があるような気がする
  • この会社は自分には合っていないのではないか
  • もう少しゆっくり探してみたいと思う

このような返答に共通しているのは、明確な内定辞退の理由がないということです。

何がしたいのか、何ができるのかという基本的な部分がないため、内定辞退についても明確な理由を述べることができません。そしてやりたい事が決まっていないため、転職先を選ぶ基準が決まっておらず、同じ事が繰り返されてしまう可能性が高くなります。 

なんとなく転職を始めてしまうと、「もっと良い企業があるのではないか」という根拠のない希望を抱き、結局何も決まらないという事になりかねません。

転職だけがキャリアアップの道である

転職を考えている方の中には、現在の会社に留まって引き続き努力をした方が良いのか、チャレンジするため転職をした方が良いのか真剣に悩んでいる人もいらっしゃいます。

このような悩みを持つことはとても良いことであり、逆にこの悩みがないまま転職活動に入るべきではありません。悩むという事は、現在の会社の中で自分がすべきことがはっきりしていること、キャリアアップを望んでいることを意味しています。 

このような状態であれば、やりたいことが分からない、できる事がわからないという状態で「なんとなく」転職する状態ではないでしょう。しかし転職か残留か真剣に考えている人の中には、転職のみがキャリアアップの道であると考えてしまう方もいるようです。 

転職への極端な見方は、容易に転職への誤った見方とつながってしまい、大きく判断を誤る原因となります。特に注意しなければならないのは、「現在の会社への不満」と「もっと良い職場があるのではないか」という気持ちです。 

この2つの気持ちと、転職のみがキャリアアップへの唯一の道であるという考えがつながった時に、一気に転職へと気持ちが傾いてしまうようになります。自分のすべき事やできる事がはっきりしていたにも関わらず、不満や根拠のない期待が判断を曇らせてしまうわけです。実際にこのような状態に陥ってしまう方は決して少なくないようです。 

確かに、転職がキャリアアップへのきっかけになる事があるのは事実であり、実際に多くの方が転職を機に果たしています。しかしキャリアアップへの道は、転職のみであるという極端な考え方は、冷静な判断力を鈍らせ、限りなく「なんとなく」転職してしまう場合に近い状態になってしまうため危険なものと言えるでしょう。

キャリアコンサルタントの対応方法

なんとなく転職を希望している求職者が人材紹介会社に来た場合、キャリアコンサルタントとして最初に行う仕事は、インタビューです。特に求職者本人が「やりたい事とできる事」の理解ができていない場合、本人がこの点を理解できるようにアドバイスしていきます。 

仮にインタビューによっても求職者本人が、「やりたい事とできる事」をはっきり認識できない場合、優秀なキャリアコンサルタントはどんな分野であっても同じ対応をします。「転職活動を始めるのではなく、現職でもっと成果をあげる事に取り組み、できる事ややりたい事を見極める方が良い」というアドバイスをするのでしょう。 

特に若い人は、自分のやりたい事とできる事がはっきりしていないケースが多く見られます。それらは経験しながら、だんだんと理解していくものであるため、就職して間もない方であれば把握できていない方が当たり前と言えるかもしれません。

「自分がやりたい事やできる事」を見つけるために、気が進まないような仕事でも懸命に取り組むことが重要です。 

そのように仕事を続けていくうちに、自分のやりたい事やできる事がはっきりしてくるでしょう。しかしキャリアコンサルタントによると、30代に入り多くの仕事を経験しているからといって、全ての人がやりたい事やできる事に気付いているわけでありません。ですから仕事をする時は、しっかりとした自分が何をしたいのかという目的意識を持って取り組んでいく事が重要になります。

目的意識を持っていなければ、仕事の経験をいくら積んでいったとしても、自分自身を把握することはできないでしょう。そのような状態で転職について考えるなら「なんとなく」転職をすることになり、結果として失敗してしまう可能性が高くなっていきます。 

キャリアコンサルタントにとって実は重要なのは、求職者の数を増やすことです。登録する求職者の数が増えれば増えるほど、求人企業のニーズに合う人も見つけやすくなるからです。

優秀なコンサルタントは転職の準備が整っていない求職者に対して転職活動を続けないようにアドバイスします。その理由は、何をしたいのか・できるのか把握できていない人の転職は、失敗する可能性が高いからです。

仮に転職先が決まったとしても、その後すぐに再び転職を検討するようになってしまっては、求職者にとって何もメリットがありません。さらに人材紹介会社も、求人企業からの信頼を失う結果になることでしょう。 

こういった対応を見てみると、転職を成功させるためには、やりたい事とできる事をよく理解する重要性が分かります。ですがこの点をしっかりと理解しないまま、転職の道を進んでしまう人も決して少なくありません。そんな人は、残念ながら失敗である可能性が高くなります。これは転職市場のプロであるキャリアコンサルタントによる見解であり、決して軽視できるものではありません。 

もし現在のところ、自分のやりたい事がはっきりしていないなら、現在の会社でそれを見つけていきましょう。現在の会社で、一定の成果を上げられるだけやりきったのであれば、できることも増えて、さらにやりたい事へのビジョンもはっきりしてくるでしょう。

4.おわりに

成功する転職と失敗する転職。その分かれ目は見抜く目、です。情報を見抜き、自分の本音に向き合い、実績を冷静に判断できる目が、最大の武器になります。そのためにも、もしまだ体験したことがないのであれば、プロのキャリアコンサルタントのサポートもぜひ活用してください。

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