やりがいはあるが週休1日。転職を決意

総務事務から経理事務へ転職しました、現在25歳の女性です。
転職したは1年前、24歳の時です。
新卒で入社した会社で、3年目に入ろうとしていた時に転職を意識し始めました。

今の会社を我慢して居続ける必要はない!

転職を考えたきっかけは、「少しでも不満があるなら他の会社に行ってみちゃえば?」という友人の一言でした。

前職の会社は常に人手不足の状態で、毎日残業は当たり前でした。
また、土日休暇ではありましたが土曜日は毎週出勤になりました。

しかし、残業代・休日出勤代は一切出ず、内心では業務時間に対しての給料の低さに不満がありました。
それ以外にも、休日が週に1日かなかったので、一人暮らしをしていた私はその休日で溜まっていた家事を済ませることが多く、「何のための休日なんだ」と疑問に思うようになりました。

ただ、職場の人間関係が非常に良く、仕事内容に関してはとてもやりがいを感じていたので悩んでいる段階でした。
退職を決断したのは、転職について調べていた時です。
初めての転職活動だったので、どうやって活動すればいいのか分からず、周辺に転職経験のある人がいなかったので転職サイトを調べていました。

学生の時は「とにかく就職先を見つける!」と焦っていたのと、求人内容に関しても見極め方の知識がなかったので「何となくいいな」と思った会社へ就職しました。
実際に社会人で働いてみて、給料・手当・賞与・職場環境などを経験したからか、他者の求人内容を見て自分の会社の待遇の悪さが分かりました。

退職は自己都合退職です。社歴が3年未満だったので退職金は出ていません。

在職中でも転職活動はなんとかなるもの

休日が少なく、残業が多かったので、仕事と並行しながらの転職活動は大変かと思っていましたが、
実際にやってみたら応募も書類選考もネット上で出来て、大変だったのは面接のスケジュール調整くらいでした。

代休や有給がなかなか消費できない環境だったので、仕事をスピーディにこなして余裕を持たせ平日に休暇をもらって面接に行っていました。

私の場合は第一志望の会社(給料・休日ともに待遇がいい会社)に一番最初に選考を受け、一番最初に内定を頂いたので転職活動の期間は2週間ほどで済みました。
他の企業の選考を受けようかと悩んでいましたが、交通費や休暇などを考え第二志望以降の会社は選考を辞退しました。

私は前職で退職者の後任を務めていたのですが、引き継ぎ方法が酷かったので引き継ぎに関してはとても気を使いました。
一番最初に考えたのは、退職日までのスケジュール。

担当していた業務の量が多く、必要な知識も多かったので、転職活動をしながらこっそり引き継ぎ資料を作成していました。
しかし、後任の決定や異動の時期など逆算した時、内定を頂いた時の入社日までには間に合いそうになかったので入社日を延長してもらいました。

退職を伝えるタイミングは、退職日からちょうど1ヶ月前に伝え、退職願を提出しました。
というのも、前職は事前に相談したら会社側で予定よりも早く退職させることが多かったので、自分が損しないようにタイミングを見計らって提出しました。

結果的に転職は成功!

休日・給与に関しては、転職してよかったと思っています。
休日が週2日になっただけでも、自分の時間がぐっと増えました。
そして、残業代が出る会社でしたが、基本は定時で上がれたので平日も自分の時間を持つことができました。

しかし、職場で男性社員からハラスメントを受け上司に相談しても対応してもらえず、精神的に苦痛を感じ体調を崩してしまいました。
「仕事は仕事」と割り切っているのでいいですが、職場環境の面は前職の方がとても良かったので、トータルで考えると転職して良かったとは断言できません。

時間面・金銭面も重要ですが、職場環境も大切だったんだと転職して実感しました。