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転職活動は長すぎると不利になる!目安は3ヶ月から6ヶ月

転職活動は長すぎると不利になる!目安は3ヶ月から6ヶ月

一般的に言われている転職活動期間は3ヶ月から6ヶ月です。

本当にこの期間の方が転職に有利になるのでしょうか?もっとゆっくりと自分に合っている仕事を探した方が良いのではないでしょか?

実際「就職活動」の時には大学4年の期間をほとんど使って活動をするので、転職活動も同じ程度の時間を使っても良いのではと思われる方もいらっしゃいます。

では転職期間として「3ヶ月から6ヶ月という期間」と「もっと長くても良い」という見方ではどちらが正しいのでしょうか?
答えは明確で前者の方、「3ヶ月から6ヶ月という期間」です。

その理由は何でしょうか?

■企業側が転職者へ求めること

新卒の採用と、転職者の採用では基準が全く異なっています。

新卒者には時間をかけてゆっくりと育てるという意識がありますが、転職者は即戦力として空いているポストを埋めて欲しいと考えています。

基本的に求めているポストが空いているために、中途採用予定の転職者を探しているという事が企業のスタンスです。
そのため相応しい人材がいれば、すぐに採用になり募集枠が埋まっていってしまいます。

ですから面接でもう少し考えさせて欲しいとお願いしたとしても、企業側としてはすぐに結論を出したいと思っているために、十分な時間を与えてくれるということはほとんどないでしょう。

その間に同じ転職希望者の採用が決まっていってしまいます。

まずこの企業側の少しでも早く採用を決めたいというニーズが、長期でゆっくり仕事を探したいという考えとは全く合っていません。

■転職エージェントの見方へも影響する

「ゆっくりと時間をかけて自分に合っている仕事を探したい」
「すぐにでも転職をして新しい職場で働きたい」

この2種類の言葉では、どちらの方にやる気や熱意や本気を感じるでしょうか?
おそらくほとんどの方が後者の方を選ばれると思います。

こうした熱意の差はエージェントの対応にも影響を与えます。

エージェントも人として、今すぐにでも転職したいと強く願っている人の方を応援したくなるものです。
加えて転職エージェントの報酬は、転職希望者へかけた時間ではなく、転職希望者の入社が決まる事で発生してきます。

そのためゆっくりと仕事を探したいという転職希望者の場合は、いつになれば転職が決まるのか未定のため自分の成功報酬もなかなか入って来ないということになります。

そのような現実があるので、エージェント側もかける時間をセーブしてしまうことは十分考えられます。

結果として良い転職先を他の緊急性の高い転職希望者へ紹介するようになってしまいます。

「ですから3ヶ月以内には転職したい!」「少なくとも6ヶ月以内には転職活動を終わりにしたい!」という決意をエージェントにはっきり伝えることが大切です。

■転職を迷っている期間がどっちつかずになってしまう

転職で悩んでいるということは、すでに今の仕事への集中力も乏しくなっており、さらに現職場でのスキルアップも難しくなっている可能性が高くなります。

このような状態で仕事を続けたとしても、モチベーションが上がることはなく、この期間は自分を成長させることもほとんどできません。

当然上司からの評価も下がっていく可能性も高くなるため、会社にとっても本人にとっても良い事がほとんどなくなってしまいます。

そして、こうした中途半端な気持ちで転職活動を行っていると、迷いが面接官にバレてしまうので採用が決まることもないでしょう。

そして統計上、転職期間が3ヶ月を超えると転職エージェントの中には契約を解除するところもあります。
その理由は迷ったままで転職活動を3ヶ月以上続けたとしても転職が上手くいくことはないということを理解しているからです。

ある転職に詳しい専門家は「転職を行なう時には、物事の決定を引き伸ばしてしまうのではなく、ある一定の期間を定めるようにして、良い企業が見つかったなら迷わず決める方が良い」と述べています。

また転職エージェントの中には、3ヶ月転職活動をしても転職先が見つからない場合は、一旦転職活動をSTOPして、現職場でスキルを伸ばすようにして次のチャンスを待つように勧める人もいます。

このように、転職の秘訣は「3ヶ月以内に転職する!」という決意を持つことです。

この決意が良い転職先を引き寄せ、さらに転職エージェントを本気にさせます。

いつまでも悩んでいて前に進めないのであれば、今は転職のタイミングではないという事です。

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